介護業界は労働時間・給料が低いというイメージ、介護という厳しい肉体労働のイメージ・少子化による若者の減少等から、慢性的な人手不足が続いています。
この問題の改善に向けての手段として開発が進められているのが介護用ロボットです。
ロボットを導入することにより介護で負担の重い業務と言われる高齢者の移動介助や身の回りの介護等が楽になり、介護職員に掛かる負担が軽減される可能性があります。
例として認知症予防の為に作られた介護予防ロボットは高齢者とクイズ等を楽しみながらコミュニケーションを取れるロボットで、話す声が小さな男の子の声になっており、親しみやすさを感じることも出来る作りになっています。
このロボットは、脳トレになるクイズを出題することもでき、これを導入したことで介護者が高齢者のレクリエーションに頭を抱える時間や労力が減り、今までの職員の負担の軽減に繋がっています。
これ以外でもパワードスーツといって着用者が複雑かつ滑らかな動きをすることを可能にしたアイテムもあります。
少し力を入れるだけで強力な力を発揮するパワードスーツは介護業界で期待されているロボットです。
また職員だけでなく介護を受ける高齢者が使えるものもあり、軽量化したスーツを着用することで自立した生活をサポートすることができます。介護施設の多くでは、このようなロボットを積極的に導入し、深刻な人手不足を解決しようと動いています。
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